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2011.09.20

微細エリアにおけるナノレベルの粗さ測定もカラー立体画像による観察も、1台で可能に! 自動車部品メーカーD社 品質管理部門 3D測定レーザー顕微鏡

お困りごと

求められる精度がサブミクロンレベルに。接触式粗さ測定機ではもはや限界

ハイブリッドカーや電気自動車の普及が進む昨今、さらにクリーンなクルマの実現に向けた研究や技術開発が、産官学をあげて盛んに行われています。その結果、部品メーカーに対する要求も、高度化しています。特に顕著なのは、部品の高機能化と小型化です。それに伴い、微細な欠陥や凹凸、異物を発見する高精度な検査・分析能力も、部品メーカーに求められる時代となりました。

そんな状況下、自動車部品メーカーのD社では、製造した部品はもちろん、新規開発した部品においても、仕様書の設計通りに製品がつくられているかを厳密に検査しています。
例えば、部品の表面分析では、まず「接触式表面粗さ測定機」を使用しています。検査品の表面粗さを測定し、凹凸が基準内かどうかをチェックした後、検査品を顕微鏡に移し変え、表面に異物が付着していないかどうかを目視で観察しています。

数十ナノの表面粗さ測定が不可欠。このままでは継続取引が危ぶまれ・・・

一連の作業を担当するのは、長年同社で勤務するパートの女性1人。検査に長く従事するベテランですが、昨今の部品の精密化・小型化の影響で、作業が思うように進まない状況になってきていたのです。品質管理部門でリーダーを務めるTさんは、パートの女性から状況を確認しました。

すると、検査する部品の径が、0.5ミリメートル以下とかなり細くなっており、接触式粗さ測定機の針をうまく下ろすのはまさに至難の業でした。結果、その作業に時間がかかり過ぎて納期に遅れるケースが出始めていたのです。さらに、表面粗さRa(平均粗さ)も数十ナノメートルと、“ナノレベル”にまで微細化しています。D社が使用している接触式粗さ測定機では、顧客が求める精度での測定・分析ができなくなりつつあったのです。

Tさんは上司から、至急よい解決策を見つけるように命じられました。

※1ナノメートル(nm)は1メートルの10億分の1

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