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2011.06.29

「担当者の責任」では済まされない!単純だが根の深い人為的なミスを完全排除するソリューションとは。 電子部品メーカーS社 品質管理部門 システム工業顕微鏡

お困りごと

細心の注意を払っているのに検査報告書に数値ミスが・・・人為的ミスは撲滅できない?

画像電子部品メーカーS社の品質管理部門で働くエンジニアのMさんは、製品仕様書を熟読し、常に手元に置いて確認しながら、日々、製品検査に取り組んでいました。業務では顕微鏡を使い、検査対象物の状況に応じて対物レンズの倍率を変え、デジカメを使って撮影します。その後、撮影した画像を見ながら欠陥や不具合がないかどうかチェックし、社内報告用とクライアント提出用に検査報告書を作成していました。

そんなある日、上司から声がかかり、ショッキングな事実を告げられました。「検査報告書の数値がおかしいのでは?」とクライアントから直接指摘されたというのです。さっそく調べてみると、クライアントの指摘通り、製品仕様書に記載された数値と実際の計測値が異なっていました。さらに、対物レンズの倍率など検査環境の記載ミスも発覚。問題の報告書は、Mさんが担当した検査に関するものでした。

原因はちょっとした作業漏れに・・・

緊急で開かれた部門会議では、これまで他のスタッフも同様のミスをしていたことが判明。原因を探っていくと、対物レンズの倍率を切り替える際に画像解析で使用しているソフトウエアの設定を変更し忘れることにあることが共通していました。

数値が“すべて”の品質検査において、検査報告書の数値が間違っていては、検査そのものに意味がなくなります。また、間違った検査報告書をクライアントに提出すれば、会社の信用が失墜します。上司から「今後、同じミスを絶対に起こさないための対策を、一週間以内にまとめるように」と、Mさんに、対策チームのリーダーを命じました。

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