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2012.05.31

光学のプロだから実現できた!透明体の最表面も簡単かつクリアに観察・測定できる新機能とは。 樹脂素材メーカーY社 R&D部門 3D測定レーザー顕微鏡

お困りごと

手持ちの機器では評価できず新素材開発がストップ!?
電子機器の小型軽量化を支える素材メーカーの悩みとは。

画像電子機器の小型化、軽量化が著しく進んでいます。しかし、小さく軽い機器は扱いやすい反面、ちょっとした衝撃にもダメージを受けやすく、耐衝撃性をいかに高めるかは電子機器メーカーにとって重要な課題のひとつです。落としたり、ぶつけたりなどの外的衝撃だけでなく、熱やノイズなどの影響で製品に故障や不具合が出るようでは、消費者からのクレームや修理に追われることになるからです。

樹脂素材の加工が専門のY社は、クライアントである電子機器メーカーから、高性能な機器を保護できる新素材の開発を依頼されました。Y社では、競合他社を引き離す切り札として全社をあげて取り組むことになり、R&D部門にプロジェクトチームが結成されました。

チームリーダーのKさんは、すぐ開発に着手しました。クライアントの要望は、さまざまな製品に利用できるように加工しやすく、かつ性能に優れた新素材を、できるだけ短期間で完成させること。Kさんたちは試行錯誤を繰り返しましたが、Y社の環境では満足な評価ができないというカベにぶつかりました。

Y社では従来、素材の観察や検証に顕微鏡を使っていました。しかし今回、クライアントのニーズを満たすために開発した素材は多層構造で、コーティングに含まれるフィラーの反射が強く観察できないと分かりました。さらにクライアントからは、より繊細な製品で各層の表面状態も定量化してほしいとの要望がありましたが、Y社の既存の設備や機器では、層状素材の評価は不可能でした。

「こんなことで開発がストップするとは・・・。新素材を検査できる機器を大至急、見つけなければ」
Kさんはチームのメンバー全員に、情報収集をするように指示しました。

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