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2011.12.19

顕微鏡の基礎知識〜オリンパステクノラボ編纂冊子より抜粋・改変〜 【第6回】顕微鏡の構成と仕様 〜顕微鏡の基本構成〜

1.顕微鏡の基本構成

1-1.顕微鏡の光学系

光学系とは、光の性質を利用して物体の像をつくる機能のまとまりである。レンズ、ランプ、反射ミラーなどの組合わせで構成されている。
顕微鏡の基本機能と構成は次のとおりである。図1と照らし合わせて、顕微鏡の構成を理解しておこう。
これら基本機能の中で特に基本となる顕微鏡の光学系は、対物レンズ、接眼レンズ、照明系(コンデンサ、絞り、光源、フィルタ)、鏡筒の4つである。

基本機能

基本機能構成

標本を照明する

ランプハウス(ランプ、コレクタレンズ)、フィルタ、視野絞り、開口絞り、コンデンサ

標本を載せ、観察箇所を決める

ステージ(クレンメル、クリップ)、プレパラート(スライドガラス、カバーガラス)

標本にピントを合わせる

焦準装置(粗動ハンドル、微動ハンドル)

標本の拡大像をつくる

レボルバ(対物レンズ・開口数)、鏡筒(接眼レンズ・視野数)

観察・記録する

撮影鏡筒(撮影レンズ、アダプター)、撮影装置(銀塩カメラ、デジタルカメラ、テレビカメラ)、描画装置

図1 顕微鏡光学系の例(正立型顕微鏡)

図1 顕微鏡光学系の例(正立型顕微鏡)

チェックポイント
  • 顕微鏡の光学系とは、標本を照明し、その像をつくる機能のまとまりである。レンズ、ランプなどによって構成されている

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