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2015.06.23

金属材料、組織の解析作業がグングン短縮できる 【前編】金属材料、組織の撮影術 〜長年の悩みをこれで解決!!〜

1.金属組織の粒界等、サンプルの表面状態を鮮明に観察するには?

画像金属組織の表面状態やエッヂングの条件によっては、顕微鏡で粒界を鮮明にとらえることが出来ない場合があります。粒界が不鮮明だと、検査の合否判定や、測定に悪影響を与える場合があります。また、データをお客様に提示する場合も、説得力に欠けてしまいます。

デジタル顕微鏡(デジタルマイクロスコープ)DSXは、顕微鏡では観察の難しい金属組織の粒界もワンクリックで鮮明に観察することができます。

DSXはカメラの露出時間を変えた複数枚の画像を撮影、合成するHDR機能を搭載しているため、コントラストが低いサンプルも鮮明な画像で観察することができます。
HDR機能によって鮮明な画像が得られ、検査の合否判定や測定の精度が向上します。エッヂングをやり直しする手間や時間も削減できるうえ、お客様に提示するデータも説得力が増します。

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2.顕微鏡観察で研磨面全体にピントを合わせるには?

顕微鏡観察では、凹凸の大きいサンプルや傾きのあるサンプルの場合、焦点深度との兼ね合いで、一部にしかピントが合わないことがあります。特に、細部を観察するために倍率を上げれば上げるほど焦点深度は浅くなり、どの場所を観察しているのかわからなくなってしまいます。

一方、金属材料の研磨サンプルの作成には技術と経験が必要です。特に、金属材料と樹脂の境目では段差が発生しやすく、顕微鏡観察で全体にピントが合うように研磨するには、トライ&エラーを繰り返し、手間と時間の掛かることがあります。

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デジタル顕微鏡(デジタルマイクロスコープ)、DSXはワンクリックで全体にピントの合った鮮明画像を取得できます。

DSXは、フォーカス位置を下から上に移動しながら、ピントの合った画像だけを抽出し、合成する事ができるため、高倍率でも全体にピントの合った鮮明画像を取得することができます。この機能により、研磨のやり直しが必要なくなるため、手間や時間を大幅に削減することができます。

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3.サンプル全面を高解像度で観察するには?
メタルフロー解析

メタルフロー解析

顕微鏡観察では、広い範囲を高解像度で細かい傷を検査したい場合、画像処理ソフトウエアなどにより、高倍率で撮像した1枚1枚の画像を貼り合わせ、広範囲の画像を作成する必要がありますが、顕微鏡、画像処理ソフトウエアと別々の機器を設定・操作しなければなりません。

デジタル顕微鏡(デジタルマイクロスコープ)、DSXには“視野外”は存在しません。撮影画像を貼り合わせることで大きなサンプルの全面も高解像度のままで観察できます。

DSXは観察しながらステージを動かすだけで、リアルタイムで自動的に画像の貼り合わせを行います。2D、3D、拡張焦点の各種画像の貼り合わせも可能で、観察視野が何倍にも拡がります。これにより、手間と時間を大幅に削減しつつ、サンプルの全面の状態把握が簡単にできます。

メタルフロー解析 貼り合わせ

メタルフロー解析 貼り合わせ

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