ホーム - ものづくりを支えるプロフェッショナル - 「OLYMPUS Stream」開発者 ジャン・ルイ・ラバーニュ氏 インタビュー - 【前編】

2011.06.29

「OLYMPUS Stream」開発者 ジャン・ルイ・ラバーニュ氏 インタビュー 【前編】“ものづくり現場に劇的な変化をもたらす”ソリューション、システム工業顕微鏡の中核、「OLYMPUS Stream」の魅力に迫る!

「お客様の“お困りごと”のほとんどはソフトウェアに起因していました」
「OLYMPUS Stram」の簡単で、シンプルな操作性はお客様の声から生まれた

次に、「システム工業顕微鏡」の中でも特に「OLYMPUS Stream」の開発に注力した経緯を、最近のお客様のニーズを踏まえて説明します。

オリンパスは、お客様の声を常に第一に考えています。「OLYMPUS Stream」の企画にあたっても、お客様の声を改めて徹底的に調査・分析しました。
「オリンパスはグローバルな会社です。世界中にネットワークをもっています。我々は、日本、ヨーロッパ、アジア、アメリカと、地道にお客様を訪問し、お客様の声や要望を集めました」(ジャン・ルイ)

3つのエリアを中心に50を越える販売、サービス拠点からグローバルな活動を展開する

3つのエリアを中心に50を越える販売、サービス拠点からグローバルな活動を展開する

そうした中から浮上してきた問題点が、以下の3つでした。

まず、お客様のお困り事の大半は、顕微鏡自体の操作というよりは、デジタルカメラとの連携、ソフトウェアの操作など、顕微鏡以外の部分で発生していました。
次に、本来の仕事に多くの時間と手間をかけたい、顕微鏡を使う作業はできるだけ簡単で、シンプルな手順が良い、との要望が多く寄せられました。オリンパスの顕微鏡を使用されているお客様の多くは、開発、製造、品質管理といったメーカーの技術部門です。そうしたお客様の本来の業務は、顕微鏡を使うことではなく、顕微鏡を使って何らかの結果を出すことなのです。顕微鏡を使うシーンは業務の一部ですから、操作が煩雑で分かりづらい顕微鏡やソフトウェアが歓迎されないのは当然でした。
最後に、パソコンやLANといったIT環境がオフィスに当たり前のように設置されているデジタル化の時代にあって、大量の情報を効率よく集め、必要な情報だけを取り出し、適切にまとめる一連の作業をスピーディに行いたい、との要求がありました。そうなると顕微鏡も、一般的なITインフラにスムーズにつながり、違和感なく使える方が便利です。

これら3点を解決できる適切なソリューションを提案できない限り、今後、オリンパスがお客様に認めてもらうことはできません。そこでオリンパスは、「システム工業顕微鏡」の企画・開発にあたり、画像解析ソフトウェアの充実こそ最重要課題であると考えました。

「OLYMPUS Stream」の開発を担当したジャン・ルイももちろん、この3点を大いに意識したそうです。
「使いやすさを第一に考えました。お客様の声は最優先課題です。顕微鏡やソフトウェアを使うユーザーは、実にさまざまです。毎日何時間も使うヘビーユーザーもいれば、使うのは月に一度というお客様もいます。お客様がどんなタイプでも、ソフトウェアとしてその期待にきちんと応えるには、使いやすさが最も重要です」(ジャン・ルイ)

後編へ続く

製品情報 システム工業顕微鏡
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