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2010.04.15

「品質保証こそ日本のモノ作りの優位性」医療用ステントメーカーから見た「3D測定レーザー顕微鏡 OLS4000」の活用法 タマチ工業株式会社 3D測定レーザー顕微鏡

小さ過ぎて、接触式の粗さ計では測れない・・・。
「LEXT OLS4000」で測れるようになったステントの表面粗さ!

ステントの表面形状は光学顕微鏡では倍率の限界がある上、定量的な評価まではできません。表面形状を定量的に評価するには、「粗さ」を測定する必要があります。「粗さ」の測定は一般的には接触式の粗さ計がよく知られていますが、血管に入るほど細く小さなステントは、粗さ計の針をうまく当てることができず測れません。そこで、高松氏は“非接触で粗さを測定できるレーザー顕微鏡”に着目しました。

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画像「細い筒状のステントの内側がどうなっているか高倍で観察でき、さらに面粗さまでを測定できることが導入の決め手でした。」導入機種の選定を担当した高松氏は、こう振り返ります。「非接触なので、接触式粗さ計のように表面を傷つける心配もありません。」自社でも品質を重視するタマチ工業は、光学メーカーとして長年高品質を追求してきたオリンパスの「技術力とブランド力」が決め手となり、最終的に決定したと語ってくれました。

「LEXT OLS4000」の導入で得られた、3つの大きなメリット

1つめのメリットは、より多くのデータを集められるようになったことです。これにより、どのような条件で加工すると、どういう結果になるかを予測できるようになったのです。これまでの“経験値”から、“数値”による裏付けのある加工へ。「標準化できることは、とても大切です。」

2つめのメリットは、最適な加工の程度を数値に基づき決められるようになったことです。これにより、過剰な仕上げを防ぐことができ、コスト削減や納期短縮にも役立ちます。

「LEXT OLS4000」の導入前は、そもそもステントの内側を測ることはなかったそうです。理由は単純で、今まで使っていた機器では見られなかったから。「今まで手探りだったものが見えるようになりました。今後ますます検査の幅が広がっていくと思います。」太田社長は、3つめのメリットをこう語りました。

ステント外面の状態

ステント外面の状態
レポートを見る)[PDF/3.3MB]

ステント外面の状態(自社デザイン)

ステント外面の状態(自社デザイン)
レポートを見る)[PDF/2.6MB]

タマチ工業は現在でも、開発投資・設備投資に積極的です。その背景には太田社長が感じている「焦りと夢」の両方があります。現状のままだと「ジリ貧」になるという危機感と、「閉そく感」を打ち破りたいという熱い思い。「今までできなかったことができるようになる、それは何か?と常にアタマの中に未来を思い浮かべていないと、投資はなかなかできないと思います。」

「LEXT OLS4000」は、太田社長とタマチ工業で働く方々の高い志を支えるサポート役であり続けます。

タマチ工業株式会社 プロフィール

1912年創業、主に自動車部品を設計製作する。高い技術力と長年の取り組みが認められ、2008年、経済産業省中小企業庁による「元気なモノ作り中小企業300社」に選ばれた。品川の本社のほか、静岡県富士郡にメイン工場を持つ。従業員は約100名。

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