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2010.09.28

「微細加工への先行投資と独自性が生き残りのカギ」北関東発、微細加工の先駆者が選んだ「3D測定レーザー顕微鏡OLS4000」 株式会社ヤゲタ精器 3D測定レーザー顕微鏡

デジタルマイクロスコープでも測定顕微鏡でも測れない。
「LEXT OLS4000」だから測定できた、微細孔の深さ

画像お客様より、「段付孔(径が異なる段形状の孔)を開けてほしい、径が変わる所までの深さは上から0.09ミリ、下から0.01ミリの位置で」と要望がありました。

孔を開けてはみましたが、要望通り正しく加工できているか、実際に深さを測って確かめる必要があります。ヤゲタ精器には、デジタルマイクロスコープや測定顕微鏡などの測定機器が揃っていました。

コンフォーカル光学系原理図

コンフォーカル光学系原理図

デジタルマイクロスコープや測定顕微鏡には、「ある一点にピントを合わせたときに同時にピントが合って見える一定の幅(=焦点深度)」が存在します。このため、どこにピントが合っているかの判断が人によってバラつき、カウンターに高さの値は出ているものの、正しく測定できているとは言えませんでした。電子顕微鏡なども考えてはみましたが、高さ方向を測ることはできません。

「レーザー顕微鏡でしか測れない!」
さまざまな検討を経て、八下田社長はこの結論に至りました。

レーザー顕微鏡には、ピントが合った画像のみを抽出しボケ像を除去できる「コンフォーカル光学系」が搭載されています。完全にピントの合った位置を機械的に把握するため、正確な高さ方向の測定が可能です。また、人によって数値が異なるなど、人によるバラツキも発生しません。

3D測定レーザー顕微鏡 LEXT OLS4000

3D測定レーザー顕微鏡 LEXT OLS4000

各メーカーのレーザー顕微鏡を比較する中で、八下田社長が重視したのは、信頼性の高い測定ができること。この機器自体の性能に加え、デモンストレーションの際の営業マンの姿勢も評価に加えたようです。「ミクロン単位を測定する高価な機械だから。機材を丁寧に扱う営業マンの印象が良く、オリンパスの精密機器メーカーとしての信頼につながった。」と語ってくれました。

LEXT OLS4000 トレーサビリティ体系図

LEXT OLS4000 トレーサビリティ体系図

「LEXT OLS4000」を導入したら、事業の可能性が広がった!

こうして「LEXT OLS4000」を導入したヤゲタ精器は、顧客からの難しい要求をクリアし、提示された要求通りの加工品を、確信を持って納めることができました。

孔深さ測定3D画像

孔深さ測定3D画像

孔深さ測定データ

孔深さ測定データ
レポートを見る)[PDF/164KB]

八下田社長は、2008年あたりから急速に「狭ピッチ化」が進んでいると感じています。孔径は小さく、孔と孔の間隔は狭く(狭ピッチ化)と、製品の小型化/薄型化、それに伴う部品の高密度化を背景に顧客の要求は高まる一方です。またサイズだけではなく、今まで経験したことのない新素材に孔を開けるなど、絶えずチャレンジを繰り返しています。

画像さらに八下田社長は、元々得意な省力化機械での経験と微細加工技術を利用して、いずれはマイクロマシンを作りたいとの夢も持っています。「LEXT OLS4000」がこの夢の実現に一役買う日が来るかもしれません。

「生き残るためには、人と違う何かを見つけて続けることです。そうすればビジネスにつながる可能性があります。」八下田社長の言葉を実践するのは、簡単なことではありません。ヤゲタ精器は、北関東圏をフィールドに“ローカルの雄”を目指し、着実に成長していきたいとのこと。「LEXT OLS4000」は八下田社長とヤゲタ精器の成長を、高精度測定でサポートしていきます。

株式会社ヤゲタ精器 プロフィール

1965年創業、省力化機械の設計・製造を主力事業とする。2006年、先見性と技術力、そして積極的な設備投資が評価され、微細加工分野で「ぐんま1社1技術」として群馬県から認定を受ける。群馬県太田市に本社工場を構え、従業員は10名強の少数精鋭企業。

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